SSイベント報告+役員会より

東京女子大学同窓会 埼玉支部の活動のあれこれと役員会からの報告をお伝えします。
2017年支部長メッセージ

5月20日に総会が無事終了し、新しい役員を迎えて、今年度支部活動が始まりました。
今年度、支部長に就任しました、荒木純子(文数75)です。



今期、埼玉支部は創立20年、大学は創立100年となります。このような時期に支部長に就任し、心が引き締まる思いでおります。
今年の総会は、創立20年ということもあり、同窓会の100周年記念事業の一つ、「能・狂言公演」鑑賞会に参加いたしました。
総会には、同窓会会長が挨拶に来てくださり、「同窓会活動も、充実した埼玉支部活動を参考にしたい」というお言葉を頂戴いたしました。

これも、埼玉支部設立に尽力してくださった方々、そして今までの歴代の役員、会員の皆様の協力があっての賜物です。
この20年で、世の中は大きく変わりました。大幅な女性の社会進出、超高齢化社会の出現、どこまで進むのか見当もつかないIT関係。これらの社会状況の変化は、同窓会活動にも、少なからず影響を与えています。

近年は、埼玉支部活動も若手役員の活躍で、情報伝達の方法も大きく変わり、充実してまいりました。
埼玉支部のWebサイトの開設に続き、メルマガの発行と、様々な情報がより早く、みなさまの元に届くようになりました。

これからは、埼玉支部が設立された時の理念、「女子大精神に沿って会員相互の親睦と交流をはかり、お互いに支え合い、地域社会と共に歩むこと」は変えることなく、さらに充実した活動を目指していきたいと思いますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

| 支部長より | 01:48 | comments(0) | - |
5/20(土) 東京女子大で開催された第20回「埼玉支部の集い」
快晴に恵まれた、汗ばむ陽気の5月20日(土)、東京女子大学同 窓会館で「第20回 埼玉支部の集い」が催されました。
創立20年を記念して例年と一味違うことができないかと考えてい た役員たちが、東京女子大学同窓会主催の「能・狂言公演」という企画と出会い、今回初めての試みとして母 校での「埼玉支部の集い」を開催いたしました。
遠方のため参加者がどのくらいいらっしゃるのかなどの不安はあり ましたが、狂言師・野村萬斎さんの魅力もあってか、 60名以上が参加してくださいました。

 第一部 総会

 今年も会場の一部に「手芸の会」の作品販売のコーナーが設けられ 、総会開始前のひととき、  素敵なアクセサリーや小物を前にみなさんが楽しく過ごしていらっ しゃいました。

稲田さん(71年卒)の落ち着いた司会で始まった総会。
会場には グランドピアノがあり、駒田さん(59年卒)の生伴奏と平本さん(79年卒)の指揮で校歌を 斉唱するという豪華な体験をいたしました。
総会に先立ち、山田同窓会会長(66年 卒)から、埼玉支部への日頃の活動及び寄付への感謝の言葉をいただきました。
続いて、大木支部長 (84文英卒) による挨拶と同窓会への今年度の寄付金の 贈呈がありました。
 
総会議事では、議長大木さんのテンポの良い進行により、全ての議案 が温かい拍手で承認されました。
役員改選の今年、退任する役員の挨拶と新役員8名、新監事2名、ホームページ 委員3名、編集委員6名の紹介がありました。
荒木新支部長(75年卒)のユーモアを交えたご挨拶に、会員の皆さまからは 笑い声が聞こえてきました。
各サークル代表、ミニ支部会代表の紹介に続き、「交流奉仕部」、 「手芸の会」、新井さん(69年卒)から埼玉支部へ寄付金の贈呈がありました。

最後に、今回役員を退く7名へ支部より感謝の品が贈られました。 今年も「手芸の会」に記念品制作を依頼。
琥珀色の薄布で美しくラッピングされた素敵なネックレスを作って いただきました。

昼食の前、司会進行は辺見さん(69年卒)にバトンタッチされ、サ ークルからのお知らせや初めて参加なさる方の紹介など、気安くなごやかな雰囲気で総会は終了。そのあとはみなさん、テー ブルを囲んで弁当とお茶をいただきながら、おしゃべりに花を咲かせていらっしゃいま した。
(記録:加藤)

 

 

第二部 能・狂言鑑賞

午後からは場所を講堂に移して、いよいよ能・狂言の鑑賞です。


初めに光延先生による演目の解説がありました。

まず狂言。演目は「棒縛(ぼうしばり)」
主の留守に、いつもお酒を盗み飲みする太郎冠者、次郎冠者の2人が棒に縛られながらも互いに協力してお酒を飲みあうというお話。

軽妙なしぐさと、マイクなしで講堂に響く朗々とした声。

演者3名とも素晴らしかったのですが、萬斎さんはやっぱり華があったと私は感じました。
25分の演目でしたが、初心者にも十分狂言の面白さが伝わりました。

 

休憩なしで、次は銕仙会の能の「葵上(あおいのうえ)」
光源氏の正妻の葵上が愛人の六条御息所の生霊に悩まされているので、祈禱により鎮めようとするお話。

初めに薄水色の豪華な着物が舞台前方に置かれました。

光延先生の解説で、これは葵上が病に臥せっている様を表しているとわかりました。

 

能は、歌舞伎と同じように舞台で演じることができるのは男性だけのため、女性役の六条御息所や巫女役は男性が能面を付けて女性に扮しています。
能面は女性のものが多いのはこのためと納得しました(般若も女性とのこと)。

 

狂言は演者3名だけの舞台でしたが、こちらは演者のほかに、笛・小鼓・大鼓・太鼓の奏者や地謡の人、総勢10名が揃い、時に静かに、時に激しく、打ちならしたり、謡ったり舞台を盛り上げます。

地謡や演者の言っていることがわかりにくかったり、最後の拍手するタイミングに戸惑ったりしましたが、少し勉強すればもっと楽しめると思いました。
また、古典楽器の素晴らしさは十分に伝わりました。

 

埼玉支部創立20年を記念して、母校で日本伝統芸能に触れる機会がもてたことは、貴重な経験になりました。

(記録:井関)

 

アルバムは→ こちら

| 総会 | 17:37 | comments(0) | - |
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