SSイベント報告+役員会より

東京女子大学同窓会 埼玉支部の活動のあれこれと役員会からの報告をお伝えします。
越谷ミニ支部会:バラ園へ


5月29日()、久喜市にある実野里フェイバリットガーデンという、
イングリッシュガーデンを公開しながらバラを販売しているお店に行ってきました。




さいたま市地区ミニ支部会の志賀さんもご参加くださり総勢9名。



残念ながら暑さ続きでバラの盛りは終わっていましたが、
バラ以外にもクレマチスや紫陽花など沢山の花や木々が咲き乱れ
素敵なひと時となりました。



 
| 越谷地区ミニ支部会 | 09:39 | comments(0) | - |
第18回「埼玉支部の集い」

 
高曇りの白い空から柔らかな光が射す5月23日、「第18回 埼玉支部のつどい」が開催されました。
会場となった埼玉会館3C会議室は73名の参加者で満席。初参加の方も多く、フレッシュなお顔や懐かしいお顔が混ざって、賑やかな会となりました。
 

第1部 総会

総会は司会のNさんと議長のOさんによるテンポの良い進行で、短時間で終了。
全ての議案は、温かい拍手で承認されました。
 
今年は役員改選の年。新たに役員となった5名が紹介され、4年間お骨折りくださった役員のOさん、Mさん、Kuさん、Koさん、Kさんに感謝の記念品が贈られました。
 

第2部 講演会




講師の黒田杏子先生(俳人)による、熱い心と軽妙でさばけた語り口の講演は、俳句はもちろん、ご自身のファッションから交友関係までに亘り、聴衆を引きつけて放しませんでした。

心通う楽しい講演会となり、皆、もっともっとお話を伺いたい気持ちで一杯だったと思います。
茶話会にもお付き合いくださった先生は、「頼まれれば5時間でも話しますよ」と笑顔で帰路につかれました。

講演会アンケート報告はこのレポートの最後にございます。
講演の詳細につきましてはこちらをご覧ください→ >>>講演報告>>>


第3部 茶話会



Hさんのしなやかな司会と、サークルやミニ支部会からの内容の濃いご報告で、あっという間の1時間半でした。
黒田先生の付き添いでお越しになったYさんからは、埼玉支部は「足並み揃った素晴らしい活動」をしていると、お褒めの言葉を頂きました。

<新支部長あいさつ>
1、ミニ支部活動の活性化
2、支部の歴史を大切に
3、チェンジ(新たな活動方向も)
埼玉支部初の若手支部長となった大木さん。若輩者(でも50代)と恐縮しつつ、以上の三つを柱に活動していく決意を頼もしく述べました。

<交流奉仕部>
Yさんから、支部発足以来ずっと、皆さんに喜んで頂ける幅広い活動を続けている部の様子や、母校園遊会参加報告がなされました。(お誘い 報告

<サークル>
SSシネマの会」Aさんからは、会の成り立ちや活動内容のお話し;「ラフラフ会」Iさんからは、活動の様子や会員募集など;「お茶を楽しむ会」Sさんからは、表千家、江戸千家、裏千家と流派を越えて楽しんでいること;「観劇の会」Kさんからは、秋の観劇会「ヴェローナの二紳士」のご案内(http://twcusai-yotei.jugem.jp/?cid=38265);「手芸の会」Tさんは、メンバーが増えていることや寄付活動などの報告をなさいました。この日も、手芸の会から一年間の売り上げが支部に寄付されました。

<ミニ支部会>
熊谷ミニ支部会 」Yさんからは会の歴史とイベントへのお誘い(報告);昨年出来たてほやほやの「越谷ミニ支部会」Nさんからは、イベントを数打って人を集めていく決意(お誘い 報告);新支部長お膝元となった「川越ミニ支部会」のMさんからは、Eメール、ファクシミリ、手紙を駆使して会員を募っていること(お誘い 報告);「所沢ミニ支部会」Sさんからは、秋には必ずイベントを行うこと(お誘い 報告);「志木ミニ支部会」Sさんからは7月にこれからの企画を相談するが、会員お手持ちネックレスのリフォーム会も予定していること(お誘い 報告);「プチさいたま」Kさんは、講演会「児童福祉の課題」(6月27日)の案内をなさいました(お誘い 報告)。

<委員会>
ホームページ委員会」Yさんからは、楽しい支部活動情報盛りだくさんな「メルマガ登録」のお願いと、支部サイトのご案内;「編集委員会」では、Hから「埼玉支部だより」スタッフ募集をいたしました。



ー 全体 ー

<販売>
黒田先生ご推薦のご本(希望者にはサインをしてくださいました)、「福祉法人さくら草」の無添加石鹸や焼き物、「福祉法人けやきの郷」のお菓子、「手芸の会」による作品の数々が販売され、いずれも大変好評でした。

<寄付活動>
今年も被災学生への募金箱が設置され、11,276円が集まりました。



ー 参加者アンケート回答(順不同)

講演会
・黒田先生の「情熱」に改めて感動しました。先生を目標にこれからを生きていこうと思いました。
・黒田先生のお話は予想していない面白いお話で楽しく聞きました。素晴らしい同窓生がいらして嬉しかったです。
・黒田さんのお話は、面白かったですね〜。よい講師を選んでいただいて、ありがとうございました。
・素晴らしかった! ただ私のお隣の方は俳句を何句か選んで解説して下さるのかと思っていたけどおしゃべりだけだったと不満気でした。人によって色々な受け止め方がありますね。
・黒田先生のお話がとても面白かったです。
・講演・・・頭が活性した。
・黒田先生のお話が大変楽しかったので、俳句に縁がなかったけれど、ご本も買って親しんで生きていきたいと思いました。
・とても素晴らしい講演会でした。黒田杏子さんは初めて知った方ですが、これからはいろいろな方面で黒田さんのことを見つけたら注目していこうと思います。この様な方をご紹介して下さった事、ありがとうございました。
・いつも講演会を楽しみに参加しております。今回もすばらしかったです。元気になりました。
・黒田先生のお話、先生のパワーに圧倒されとても興味深くうかがいました。
・黒田先生のお話は素晴らしかった。
・とてもとても良かった。お話を聞いて、私の小さな世界に扉を開けてくださった感じです。また、ぜひ黒田さんのお話ききたいです。

その他
・初めのアナウンスがよかった。心がこもっていた。校歌CD付きで歌いやすかった。
・若い支部長が新しい風を入れてくれることに期待しています。自由にやって下さい。
・総会での報告、今年度はミニ支部に力を入れ予算も多くなさったことは、とてもいいことだと賛同します。活動が広がって、役員のみなさまはご苦労がと思います。これからもどうぞ頑張ってください。
・議事・・・スピーディーでよかった。ミニ支部の会員に若手が少ないので、70年卒業の頃の人たちに呼びかけられると良いと思う。
・有意義な楽しい一日を過ごさせていただきました。次の講演会が今から楽しみにしております。
・校歌斉唱について、年をとって高音域が出にくいので、もう少し “キー” を下げていただけるとありがたいと思いました。“埼玉支部の集い” 垂れ幕もよいのが出来てよかったですね。
・すべてにおいて、お心配りのある総会、講演会でございました。ありがとうございました。
・こんなに活発な埼玉支部のお蔭で私の残された人生は輝いています。今度は若い支部長の下でどう発展していくか楽しみです。
 
 レポート:MH
| 総会 | 13:23 | comments(0) | - |
2015年支部長メッセージ

 5月23日総会が無事に終了し、新しい役員を迎えて今年度の支部活動が始まりました。
 新たに支部長に就任しました大木直子です。

 この素晴らしい支部を立ち上げてくださった初代の方々から、これまで進化発展させながら引き継いで来られた皆様の歴史とその思いを大切にします。
 新しく越谷ミニ支部も加わり6つとなった各ミニ支部の活動を、これまで以上に充実させ、また時代の変化に対応していく柔軟性をもった支部活動を目指して、役員一同活動してまいりたいと思います。

 会員の皆様が、元気に楽しく活躍して頂ける機会をたくさん作っていけるよう頑張りますので、若輩者で至らぬことも多いと思いますが、温かいご支援ご協力をよろしくお願い致します。

| 支部長より | 02:18 | comments(0) | - |
講演会「俳句はHAIKU 日本の国民文芸は世界語です」
支部の集い 第二部

俳人・エッセイスト 
黒田杏子(くろだ ももこ)先生


藍生俳句会
http://www.mmjp.or.jp/aoi/



○自己紹介
「1938年生まれ 寅年 獅子座 AB型 私の個人情報です」と自己紹介が始まると、会場の緊張がすっとほぐれる。
杖をついてのご登壇を心配する雰囲気を察してか、「櫻の巡礼を重ねていた頃は、早稲田の暉峻康隆先生から『韋駄天』とあだ名をつけられた私。脊柱管を痛めてしまいましたが、韋駄天が杖をついているだけです」と、今も衰えない行動力をアピールし、杞憂を解いてくださる。
この日のファッション・アイテムであるインドの手絞りのストールと、サリーの生地で仕立てたロングジャケットを肩から外し、「お返しくだされば結構ですので、ご覧になって」と会場に回覧してくださる頃には、更に空気が和やかになる。
大塚末子さん(着物デザイナー)考案の、もんぺスーツ姿となった先生は広げた扇を高く掲げられたが、そこに書かれているのは秩父出身、熊谷在住の金子兜太筆「熊谷の 暑さきわまり 美しき」の一句。埼玉支部への細やかな心遣いをいただきました。


以下に講演の内容を要約いたします。

○俳句で結ばれたご縁
東京女子大入学と同時に、母の勧めで俳句研究の会「白塔会」に加入、指導者の山口青邨に入門する。
卒業と同時に博報堂に入社。60歳定年まで在籍。俳句を止め学生時代から好きだった劇作・染色・陶芸など自己表現の手段を模索したが、28才で俳句の道へ復帰。
博報堂では、天野祐吉さん等の後、雑誌「広告」の四代目編集長に就任する。会社員と俳人という二足の草鞋を履くこととなるが、博報堂は「社内文化人」としてその活動を認めてくれる。

俳句のおかげで、「黒田杏子の達人対談(家庭画報)」などの仕事もあり、数えきれない多くの方と交流を深めることができた。
主な方のお名前を挙げると、永六輔さん、瀬戸内寂聴さん、堀文子さん、新川和江さん、馬場あき子さん、日野原重明さん、金子兜太さん、石牟礼道子さん、篠田桃紅さん、芳賀徹さん、小柴昌俊さんなどなど。
とりわけ自分がかつて土門拳の『筑豊の子供たち』に影響され、セツルメントの活動で現地まで応援に行った経験もあることから、いま金子兜太さん、石牟礼道子さんのお考えにはとても共感ができる。俳句はたった17音字の世界最短の詩形だけれども、言うべきことが言えないものでも無いと、お二人の俳句が教えてくれる。

篠田桃紅さんの『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』(幻冬舎)は、ただ今ベストセラーとなっているが、簡潔な文章で読みやすく、ともかく素晴らしい内容なのでお薦めしたい。
篠田さんはこの本で「年をとるということは、創造(クリエイト)しながら生きていくこと。100才を超えると「そこは治外法圏」なのだから毎日が創造。美術作品を作る時以上に、生活がマンネリズムに陥ってはいけない。道なき道を行く好奇心に満ちた心構えが要る。集団に属さず、独り潔く生きること」と刺激的。


○俳句の苗木
アメリカ国務省の女性外交官で英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、日本語が堪能な、アビゲール・フリードマンさんと私の出会いは、奇跡のようだ。彼女はフランス駐在時に俳句を知り、日本駐在のわずか3年の間に、ふとしたきっかけで、富士山の見える沼津の御用邸での句会「沼杏(ぬまもも)会」に参加し、私と出会う。

初めての句会で、「俳句は魂のかたちです。句会は他の人の心のかたちを味わわせていただき、自分の魂を知るものです。句会は何より平等なもの」と私の語ったことに反応。「あなたを俳句の師と定めた」とフリードマンさんから、個人授業依頼の手紙が届く。初めての俳句授業では、いきなりレコーダー持参で、“日本人と桜”についてのお話をと要求されたが、28年間の桜巡り満行後なので、話す素材はいくらでもあった。二人の俳句授業に割ける月一回二時間と、限られた滞日期間という緊迫感で、濃密な授業が18カ月続いた。

フリードマンさんの帰国にあたり、この世に二つとない、誰とも違う自身を映しだす句を作るようにと、「不二」の俳号と、『皐月富士 別るるはまた 逢はむため』の句を贈るとともに、彼女を“俳句の苗木”と称え、世界中に俳句を愛する心が運ばれ、その苗木がどのように成長発展するか楽しみです、と励ました。

帰国して3年後、フリードマンさんはこの俳句体験を”The Haiku Apprentice”にまとめる。芳賀徹さん(国際日本文化研究センター・東大名誉教授)から日本語訳を勧められ、親友の中野利子さん(中野好夫氏息女)が引き受け、岩波書店から『私の俳句修行』として刊行された。昨年は、私の俳句100句を選んで英訳し、ドナルド・キ―ンさん、ロバート・キャンベルさんから、巧みな訳への賛辞を受ける。本のタイトルとなった 『I Wait for the Moon』(月を待つ)は、『みづうみの ほとりの寺に 月を待つ』からの引用だが、この句は、芭蕉の『三井寺の 門敲かばや けふの月』を踏まえ、更に芭蕉の句の背景には、漢詩『僧は敲く月下の門』(賈島《かとう》)のあることも記されている。
私の育てた「苗木」は、今確実に、英語圏の人々に俳句という素晴らしい日本文化を伝えてくれている。信じられない事実です。

○会場からの質問
「俳句はいつ作られるのですか?」には、明け方に5〜6句とのお答え。
それに付け加え、葉書や手紙を書かない日は一日も無いことや、テレビ無しの暮らしで、自分と向き合い、読書と思索する時間が増えたとも。

○講演をうかがった後で
黒田先生とフリードマンさんの師弟関係は、温かく、真摯で、奇跡のような珠玉の出会いだと思いました。『私の俳句修行』の中に、彼女が“私の心の「奥の細道」をたどる途上で”とあり、日本人以上に日本人の感性を備えた人だと感じました。
長寿を保ち輝きを保ち続ける方々のエピソードからは、齢を重ねて生きて行くこれからの人生の指針と、勇気をいただきました。楽しくお話下さったので、笑いながら聴いておりましたが、自分を見つめる時間を持ち、自分の人生の決定権は自分で持つことや、簡素に深く潔く生きることの大切さが、時が経つほどに心に響いています。

(Y.K)

 
| 総会 | 00:45 | comments(0) | - |
川越ミニ支部企画「新緑の越生散策」
5月9日(土)小雨がぱらつくスタートでしたが


雨もあがり暑さから逃れハイキングにはもってこいの一日でした。


つつじの盛りはちょっぴり過ぎていましたが
まだまだ充分いろとりどりに咲き誇っている美しさに疲れも忘れました。


支部が誇る歴女Sさんのガイドのお陰で歴史的な勉強も出来ましたし
あずまやを占領して、いただいたお弁当の格別のおいしさ
いろいろ回ってくる美味しい差し入れのデザート
つつじにも負けない賑やかなおしゃべり…

無名戦士の墓のあの急な石段を全員登ってしまったのは驚きでした。
初めてミニ支部に参加くださった方もいらして嬉しいことでした。


お車で参加くださった地元のFさまには足の悪い方をサポートしていただき
本当にお世話になりました。

入念な幹事さんの準備や皆さまのご協力のお陰で本当に楽しい一日でした。
感謝申し上げます。
                T.M

 =当日行程=

東武東上線越生駅(9:55着)
法恩寺 → 越生神社 → 正法寺 →無名戦士の墓 →
五大尊つつじ公園(昼食) → 弘法山 → 藤屋豆腐店 →
里の駅・越生(休憩) → 越生駅(15:48発)

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| 川越地区ミニ支部会 | 11:24 | comments(0) | - |
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