◇埼玉支部と「社会福祉法人さくら草」
埼玉支部創立の趣旨である“地域の福祉団体への協力”の一環として、毎年ささやかな寄付をさせていただいている施設の一つに「社会福祉法人さくら草」があります。
社会福祉法人さくら草 | 埼玉県さいたま市浦和区緑区南区
http://www.sakuraso.net/
◇見学に行ってきました
6月25日(水)、小河支部長と、ご家族がこの施設に通っているOさんの運転する車2台に分乗して役員会の8人が、さいたま市太田窪にある施設の見学に行ってきました。
到着すると、初めに施設長の山本さんが、「さくら草」の沿革を話して下さいました。
「どんなに重い障がいがあっても地域で自分らしく暮らせるように支援する」を理念に掲げ、障がい者のご家族と近隣の協力者と行政と連携して、1986年以来一歩一歩、少しずつ充実した組織へと発展させてきたとのこと。その間のご苦労は、計り知れないものがあったに違いないと想像するのですが、山本さんは終始穏やかで誠実なお話しぶりで、この施設全体の雰囲気をうかがい知ることができました。
◇活動の様子
続いて施設内の部屋を案内していただきました。いくつかのグループに分かれ、専門家やボランティアの方の管理のもとに、体調を整えるプログラムや、作業、文化活動など個々のニーズにあわせた活動をしていました。当日は理髪のボランティアが来所する日で、施設職員と2人がかりで若い男性の整髪をしていました。
陶芸や石鹸つくりの作業でできた製品の販売コーナーでは、役員一同お買い物を楽しみました。
◇入浴施設の見学
その後太田窪の建物から車で10分ほどの同市内本太にある、新しく開所した入浴用の施設を訪ねました。
ここは心優しい地主さんのご厚意が随所に感じられる、駐車場を備え緑に包まれた立地で「地域と共に」の感を深くしました。
にこやかに出迎えて下さった職員の中になんと東京女子大学の同窓生Sさんがいらっしゃいました。
ここは椅子に座った姿勢のままで入れる小さめの浴槽のバスルームと、ハンモック状ベッドから仰臥した姿勢でリフトに乗せられ無理なく体を支えて入浴できる大きいバスルームの2つを備え、休憩室も用意されていました。
南側のお庭では草花つくり、ハーブ栽培を楽しむ方たちもいらっしゃるとか。利用される方の心身が癒される環境が用意されていました。
◇見学を終えて
作業のお邪魔になってはとお暇を切り出した途端、急に降り出した大雨に驚き、少し小止みになるのを待つ間、これからも、ほん少しでも何かお手伝いできることがあれば協力をして行きたいと思いました。
くまきよ
当日のアルバム→ 「社会福祉法人さくら草」の見学
大勢の方に参加いただいた支部の集い(総会と講演会)から早くも1か月が過ぎました。今年も、「明るく、楽しく、面白く」活気のある活動を展開していきたいと思っております。
★同窓会総会と支部長会の報告
6月14〜15日と1泊2日で東京女子大学同窓会館において、東京女子大学同窓会総会、支部長会に参加してきました。埼玉支部として、昨年度「東京女子大学100周年」にむけて20万円の寄付の報告や今年度の新学長を迎えての懇話会の実施について、シンガポール支部も含め各都道府県の54の支部長さんを前に発表させてもらいました。
その後、関東近県の10支部長とグループ別懇談会の時間がありました。
埼玉支部は本当に活発に活動していると実感いたしました。
★ミニ支部へのお誘い
今年度から、新たに越谷ミニ支部が誕生し、埼玉県内で6ミニ支部が、地域の特色を生かした活動を身近な場所で実施しているのが、埼玉県のすばらしい特色だと思います。ミニ支部への補助金の関係で一応は地区割りをしておりますが、生活圏にある別のミニ支部の活動に参加するのも大歓迎ですので、どうぞお気軽にお問合せください。
★埼玉支部の目指すもの
「東京女子大学建学の精神にそって、会員相互の親睦と交流をはかり、お互いに支えあい、地域社会と共に歩むこと」というモットーのもと、魅力ある埼玉支部にしてゆくために、大勢のみなさまに参加していただき、お声をお聞きかせいただきたいと思っています。
ホームページの充実、メルマガのタイムリーな情報発信、そして支部だよりの充実等に取り組んでおります。どんどんご意見、ご要望をお寄せください。
本年度もどうぞよろしくお願い致します。
埼玉支部・支部長 小河徹子