2011.11.19 Saturday
第8回 Christmas Charity Concert
=筝曲でつづる日本の四季=
11月19日(土) 毎年恒例のクリスマスチャリティコンサートが浦和駅そばのスタジオプラネットで開かれました。今年は原多喜子さん(68文史)とそのご友人の小島恵美子さんに箏演奏を披露して頂きました。48名の出席者を得、盛会でした。
午後1時ごろからぞくぞくと同窓生が集まり始め、スタジオのカウンターに置かれたお菓子教室のNさん手作りの大人気のクッキーやケーキ、室内奥には手芸部製作のマフラー、アクセサリー、エプロン等、Aさん製作のクリスマスカードやペーパークラフト等が飛ぶように売れていました。
-手芸部の作品-
-Aさん製作のペーパークラフトのツリー-
同窓生同士のあいさつ、買い物が一段落すると、プチさいたま代表の小澤さんの開会のご挨拶があり、演奏者お二人の紹介が終わると、すぐに原さんの箏の独奏がはじまりました。
曲目は「六段の調」「さくら・21」。
柔らかい箏の音色が流れ込むように室内を満たし、参加者はうっとりと音色に身を任せて楽しみました。
-素敵な着物をお召しになった原さんの箏の独奏-
次はご友人の小島さんが加わり、お二人の合奏。
曲目は「ひぐらし」「秋の七草」「千鳥の曲」「赤壁賦」の4曲。
日本の四季をそれぞれ表現する3曲と最後は宋の有名な詩人蘇軾の「赤壁賦」を元に作曲されたもの。
お二人の箏の音色は迫力を持って室内に満ち、お二人の唄声は朗々と箏の音色に調和して響き、平安時代の雅の世界に導かれていくようでした。とても気持ちの良い時間が流れました。
-室内を満たすお二人の箏の演奏と唄声-
志賀支部長よりお二人に感謝のごあいさつの後、Tea Break。その間、質疑応答がありました。
-お茶のために準備された和菓子-
-箏に関する全般を説明中の原さん-
様々な質問が飛び交い、それに原さんは適確に説明されました。
箏の材質は桐の木、木目を生かして龍を模しているそうです。
箏の右端の切り口は龍口と呼ばれること、また湿度、温度などで微妙に音質が変化し、繊細な手入れが必要とのこと。
上手にわかりやすく説明してくださる原さんは、現在小学校に出向き、高学年の生徒たちに箏の演奏技術を教授、「さくら」ぐらいは簡単に弾けるようになるそうです。お二人ともリサイタル開催、各種演奏会、後進の育成などお忙しい毎日を送られている中の、この日のコンサート出演でした。
どうも有難うございました。
最後に箏とスタジオのオーナーのAさんのフルートという贅沢な伴奏で、懐かしい「里の秋」「聖夜」を全員で合唱して大満足のうちに終わりました。
-ぜいたくな伴奏つきでの、全員の合唱-
(Tommy)
11月19日(土) 毎年恒例のクリスマスチャリティコンサートが浦和駅そばのスタジオプラネットで開かれました。今年は原多喜子さん(68文史)とそのご友人の小島恵美子さんに箏演奏を披露して頂きました。48名の出席者を得、盛会でした。
午後1時ごろからぞくぞくと同窓生が集まり始め、スタジオのカウンターに置かれたお菓子教室のNさん手作りの大人気のクッキーやケーキ、室内奥には手芸部製作のマフラー、アクセサリー、エプロン等、Aさん製作のクリスマスカードやペーパークラフト等が飛ぶように売れていました。
-手芸部の作品-
-Aさん製作のペーパークラフトのツリー-
同窓生同士のあいさつ、買い物が一段落すると、プチさいたま代表の小澤さんの開会のご挨拶があり、演奏者お二人の紹介が終わると、すぐに原さんの箏の独奏がはじまりました。
曲目は「六段の調」「さくら・21」。
柔らかい箏の音色が流れ込むように室内を満たし、参加者はうっとりと音色に身を任せて楽しみました。
-素敵な着物をお召しになった原さんの箏の独奏-
次はご友人の小島さんが加わり、お二人の合奏。
曲目は「ひぐらし」「秋の七草」「千鳥の曲」「赤壁賦」の4曲。
日本の四季をそれぞれ表現する3曲と最後は宋の有名な詩人蘇軾の「赤壁賦」を元に作曲されたもの。
お二人の箏の音色は迫力を持って室内に満ち、お二人の唄声は朗々と箏の音色に調和して響き、平安時代の雅の世界に導かれていくようでした。とても気持ちの良い時間が流れました。
-室内を満たすお二人の箏の演奏と唄声-
志賀支部長よりお二人に感謝のごあいさつの後、Tea Break。その間、質疑応答がありました。
-お茶のために準備された和菓子-
-箏に関する全般を説明中の原さん-
様々な質問が飛び交い、それに原さんは適確に説明されました。
箏の材質は桐の木、木目を生かして龍を模しているそうです。
箏の右端の切り口は龍口と呼ばれること、また湿度、温度などで微妙に音質が変化し、繊細な手入れが必要とのこと。
上手にわかりやすく説明してくださる原さんは、現在小学校に出向き、高学年の生徒たちに箏の演奏技術を教授、「さくら」ぐらいは簡単に弾けるようになるそうです。お二人ともリサイタル開催、各種演奏会、後進の育成などお忙しい毎日を送られている中の、この日のコンサート出演でした。
どうも有難うございました。
最後に箏とスタジオのオーナーのAさんのフルートという贅沢な伴奏で、懐かしい「里の秋」「聖夜」を全員で合唱して大満足のうちに終わりました。
-ぜいたくな伴奏つきでの、全員の合唱-
(Tommy)