SSイベント報告+役員会より

東京女子大学同窓会 埼玉支部の活動のあれこれと役員会からの報告をお伝えします。
第8回コスモスの会
年に一度のコスモスの会が5月27日に浦和コミュニティーセンターにて開催されました。
参加者は、新支部長、新副支部長など70歳未満の方々5名を加え、23名でした。

今回は会の進め方もテーマも従来とは少し変わっています。
食事は外ですませ、テーマはコサージュ作りを楽しむことです。

先ずは、11時30分にパルコ5階にある「荳庵」に集合し、豆腐主体の健康的なランチを頂きました。皆様方の楽しそうな話し声にあふれ、和やかな雰囲気の時間を過ごした後、10階のコミュニティーセンターに移動、午後1時からプログラムを開始致しました。

「コスモスの会」代表のIさんの挨拶に始まり、コサージュ作りをご指導いただくS先生の紹介の後、いよいよ作業開始です。
すでにS先生により、バラを中心にしたコサージュの材料が各個人ごとに机上に用意されていました。

先生のご教示も聞かないうちに、先生が回ってくださるのを待ちきれずに、板書された図と先生の作品を頼りにそれぞれが用意された材料で作り始めたものの、あちこちから、うまくいかない、どうしたらいいのかと先生と助手のTKさんを求める声が飛び交いました。結局、材料、特に針金の使い方に間違いがあり、作り直した人が多数。表面ばかりを見てその実体を理解することなく作業を続けていたのです。

バラを中心に他の花やつぼみ、葉のアレンジの仕方で様相ががらっと変わります。先生がちょっと手を入れてくださるだけで作品が一変、美しく作ることの難しさも知りました。

苦労の末にそれぞれ自分なりの作品を作り上げ、自画自賛しつつ胸に飾りました。皆さんの達成感にひたっている満足そうな顔をご覧下さい。  
20090527コスモスの会

このコサージュは籠に入れて飾ったり、バッグにつけたり、贈り物に添える等にも利用出来るそうで、楽しみです。

よく指先を使うことが、脳の活性化に役立つと言われていますが、更に新しい課題に挑戦すること、新しい経験をすることは脳を活性化させ、若々しさをもたらすと皆様の生き生きした、楽しそうな作業ぶりを見て感じた一時でした。

また、美しいものに触れること、美しいものを作ること、達成感を味あうことも精神的に良い影響を与えることでしょう。

先生にはもう1品、生花カーネーション1輪とアイビー1枚で作るブートニア(結婚式の時に花婿の襟を飾る花)も教えていただきました。これもいろいろな応用が利きそうで楽しみです。
理解力不足の生徒達を丁寧に、優しくご指導下さったS先生に感謝しつつプログラムを終了致しました。

懇談会は、コサージュ作りに時間を取りすぎ短時間でしたが、新支部長のご挨拶をいただいた後、お茶とお菓子とおしゃべりを楽しみました。
今年の和菓子は、川越からKさんが買ってきてくださった「つばさ」でした。                     (FY)

アルバムは こちら
| コスモスの会 | 16:38 | comments(1) | - |
第12回 「埼玉支部の集い」の報告
第12回「埼玉支部の集い」は2009年5月16日(土) 午後1時より
埼玉教育会館(さいたま市浦和区)に於いて65名の参加を得て開催されました。

★ 第1部 総会

玉水祥子(68短英)さんの進行によって校歌斉唱、佐多支部長挨拶で始まりました。
支部長司会のもとに総会議事に移りました。
総会

各担当役員により、

2008年度活動報告、2009年度活動計画(案)
2008年度収支報告、2009年度予算(案)

につき説明があり、いずれも異議なく承認されました。
最後に役員改選(案) 2009年度新役員の承認および紹介があり、
新支部長笠原雅子さんのもとに新たなる活動が始まる事を確認しました。
任期満了で退任される佐多支部長をはじめ8名の理事に
ミニブーケと大きな拍手が送られました。


★ 第2部 講演会


石川牧子さん

石川牧子(70短英)さんによる「自分らしく生きる」と題する講演が行われました。
還暦真近という石川さんは美しく溌剌として企業の現役役員として
ご活躍しておられます。

内容としては

女子大の同志という事で体験を通して「人生の生き方」についてお話したい。
少子化の時代大学の生き残りの為に就職率をUPする事が必要である。
2年前から東京女子大学に開かれた「就職活動サポート講座」に石川さんは関わり、
多くの学生が関心を持ち受講している。

現在日本テレビグループ「日テレイベンツ」に出向し、
その中の放送関係の人材育成機関「日テレ学院」の学長を務めている。
日本は65歳以上が人口の22%を占める世界に例をみない高齢社会であり、
世界にモデルケースがない事は恐ろしくもあり、どの様になるか興味深い事でもある。
日テレ学院にタレント講座「シニアクラス」がある。
36歳以上、80歳まで、週1回、2時間 主に発声、発音、演技を学ぶ
平均60歳少し上の参加者の動機は
「可能性のある未知の世界に挑戦してみたい。今迄と違う人生があるのではないか」
お金と時間のありがたさが解っている為、皆、一所懸命で、若い。

結果得るものは

* 緊張感 (外に出て行く) 
  森光子の言「若さは緊張とリラックスの緩急を持つ事」
* 程よい運動 (演技等の訓練で汗をかく)
* 情報交換、社会性 (終了後、お茶を仲間と飲む)
* 対価 (出演等により、いささかの収入、
      ボランテイアより自立につながる)
* 評価 (出演により、思わぬ連絡等により、
      評価が得られる、会話も生れる)

   マザー・テレサ言 「愛の反対は無視である」

女だから、年だから、人に迷惑をかけるから活動しない事はいけない。
一所懸命生きると時間の経過もわからず、「人生あっという間」
私達のかけがえのない日々は大事にしたい。
誰も平等に死が来る。最後に「いい人生だった」と思うように、
アクテイブでありたい。
愚痴、不平不満、過去を振り返り、思い出のみに生きると
人相が悪くなるだけである。

石川さんはがんばった人生の後難病パーキンソン病になられたお母様の介護を尽され、少しでも楽になるようリハビリに努めていた時
「もーいいよ」と一言いわれ、止めて、2週間後他界された。 
その荼毘に付される日お父様より「ありがとう」と一言いわれた。

このお二人の1秒の言葉が疲労と心労で重くなっていった体が
一瞬にして軽くなった。
言葉の力のすばらしさをひしと感じた。

「大変」だと思う時、「楽しんで、面白くやろう」と自分に言い聞かせると
言葉の力で変化する。

「自分はどうしたら良かったのか、自分らしく生きる為にはどうありたいか」個という自分にむけて考えると必ず言葉が生まれ、一歩踏み出せる。

皆さん知恵は充分おありになる、悔いのない自分らしい人生を歩いて、
後輩に見本をお示しいただきたい。

初参加の高橋智子さんが石川さんに花束をさしあげ、講演は終わりました。


★ 第3部 茶話会

  
小阪和子さんによって進められました。
石川さんも参加くださり、コーヒーと美味しいケーキセットに歓談と
新規参加の方々の一言のご挨拶を頂き親睦のひとときでした。
部屋の一隅に手芸の会、折り紙の会のかわいい作品が飾られ、
テーブルのお花も小林輝子さんお手作りのもので飾っていただきました。 
                  
             <記事担当 相川陽子>

 ※写真館にアルバムがアップされました→ Click here
| 総会 | 00:39 | comments(5) | - |
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