SSイベント報告+役員会より

東京女子大学同窓会 埼玉支部の活動のあれこれと役員会からの報告をお伝えします。
所沢ミニ支部  第2回ウォーキングの会
21日(木)に2回目のウォーキング会を迎えました。
梅雨空のもと歩きやすい天候を願って朝空を見ると
雨は降っていないでほっとしたものの
日射しが強く今日は何人参加してくださるかしらと
期待やら心配やらの気持ちでした。

リュックに航空公園の花暦マップを数部入れ
準備体操はこんなようにと思いながら自転車を走らせ
図書館前に行きました。
早く着いたので一人で体操しながら待っていると
Yさん、次にIさんが見え、すぐに楽しい会話がはじまりました。
ミニ支部のウォーキング会の下見にも一緒に行った方々でした。

時間まで待っていましたが結局残念ながらほかの方は見えないので
3人で準備体操をして花暦マップを片手に歩き出しました。
汗がにじんでくる蒸し暑い日でした。      
六月だというのに、真夏のような強い陽射しに少々参ってしまっていたら、木々の向こ側に小さな滝を発見。
あらっ!こんな所に滝なんてあったの? 
近くをお散歩していた奥様に写真をお願いしました。
参加者
とっても涼しげでしょう?! 
マップに出ている花木 リョウブ(白い花)をもとめて
木々の中に入っていったら風が吹いてきて
心地よい森林浴ができました。

またウォーキングロードに戻り、歩いていると汗が出てきて、
のどが渇いてそれぞれ飲み物を!
何とびっくり!何も言ってなかったのに
Yさん、Iさんは 前支部長さまがウォーキング会があるならと
プレゼントくださった保冷袋にペットボトルを入れてきてました。
ペットボトルカバーお揃い

よ〜く冷えていて とってもおいしかった!
凍らしていたのがなかなかとけないくらい保冷が抜群!  
気持ちは一つなのですね!      

おしゃべりしながら、介護施設のことも話題にしながら
噴水の前を通りお花が咲いているところに寄り道して写真を撮り
みんなでウォーキングを楽しみました。
花たち
やはり自然はいい!
同窓の方々と森林浴ができて本当によかったと思いました。

by I & T
| 所沢地区ミニ支部会 | 21:41 | comments(3) | - |
“清少納言をめぐる男性たち” 07年第3回「銀座の教室」
今回は、歌人であり作家でもある尾崎佐永子氏による「清少納言をめぐる男性たち」というお話しでした。 埼玉支部からは4名の参加でした。


講演の内容は、枕草子の話を中心にし、清少納言をとりまく男性たち、またライバル?紫式部との比較など、以下のようなものでした。ただしカッコ内のカタカナは私の囁きです。

古典としての枕草子の読み方と清少納言の素晴らしさ
   源氏物語と違い、枕草子には定本というものができなかったので、後に写した人が自分の好みでつけ足したものもあるようだ。 例えば、第13段の「山は」の後、をぐら山。かせ山。など8つの山しか最初は記されていなかったようだが、能因本などでは更にいくつもの山が記されている。 事ほどさようで、枕草子を読む時は「ちょっと眉唾」くらいの気持で読んでいいと思う。(少シ、ホットスル) とにかく古典は自分流に、勝手に読んでいい。(更ニ、ホットスル) これが素人の強みである。 古典は難しいというが、千年前のものでも何せ日本語なのだから、繰り返し読めばおのずと分かるのではないか。(エー、ヤッパリ大変ナコトダ) それと、それぞれの長い人生経験により若い時とは違った豊かな解釈ができるもの。
   
教科書には「春はあけぼの」、「すさまじきものは」などの段がよく載せられているが、今日はあまり載せられていない段「人のうへをいふを腹立つ人こそ」、と「中納言まゐりたまひて」を一緒に読む。 どちらの段も、慎ましくあるべき宮廷女房の清少納言が、ちょっと言いにくいことを文中でさりげなく、あっけらかんと言いのける素晴らしさ、凄さ。 また教養高き彼女が、高級な冗談で切りかえす面白さ。当時の宮廷女房というのは、出自もよく、機智に富み、男性の扱い方を熟知している職業婦人だった。 今で言えば、銀座の高級クラブの女性のような存在と言って良いのではないか。 清少納言はその中でも抜群の存在だったと思われる。

清少納言をめぐる男性たち
   清少納言は自分では不器量だと言っているが、そこはそこ、彼女が若い頃から憧れてやまぬ男性、実際に夫となった男性、気の利いた会話を通じて交流があった男性など、結構華やいだものがあったようだ。(コレガ、一番知リタイトコロデシタ)
★ 実際に結婚した最初の夫は、橘則光で一子を産むがやがて離婚する。 ただし彼との交流はこれで終わらず、一説ではその後も宮中公認の仲だったとも言われている。 その後、藤原棟世と結婚する。 当時は離婚、再婚は普通のことだった。 
★ 藤原行成には、清少納言はぞっこんだった。 何せ彼は美男子ではあるし、書も達者で、和歌も上手とあっては。 彼と清少納言の間には、何かあったかもしれない、いや、男女の関係があってほしいという私たちの願いもこめてしまうほど。
★ 藤原実方には、清少納言は若い頃に思いを寄せていた。 やはり美男子だったそうだ。(少納言サンハ、ドウモ面食イラシイ)
★ 藤原信経(紫式部の従兄弟)やその他、宮廷女房と廷臣との間柄ということで、華やいだ教養を活かした機智に富んだ交流があった。

紫式部と清少納言
紫式部は「紫式部日記」の中で、清少納言のことを“したり顔にいみじうはべる人・・・・真名書きちらして・・・いと足らぬこと多かり。・・・・”などと、こきおろしている。 清少納言は枕草子の中で、紫式部の夫の藤原宣孝の衣装に関する逸話や、従兄弟の藤原信経を自分がやりこめた話などを書いている。 その他、比べてみると、どうも紫式部のほうが、執拗で、他人を観察するのが得意で、同姓の友達が少なかったような感じがする。 清少納言のほうが、あっけらかんとしていて、可愛げがあるように思われる。 率直に言うと、友達にするなら清少納言を選ぶだろう。

尾崎氏のお話は以上のようなものでした。 さて皆様は、清少納言派ですか、それとも紫式部派ですか。 
私は今日のところは、清少納言派です。   <H> 
| 銀座の教室 | 11:47 | comments(1) | - |
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