SSイベント報告+役員会より

東京女子大学同窓会 埼玉支部の活動のあれこれと役員会からの報告をお伝えします。
第3回熊谷地区ミニ支部会報告


 秋たけなわの10月28日(土)、熊谷ミニ支部会の集いが開かれました。 会場は恒例となったホテル・サンルート熊谷の1階 ル・ポン。参加者は、11名。埼玉支部長、石井恵子さん、副支部長、叶玲子さん、さいたま市から赤石和子さん、熊谷ミニ支部としては8名でした。参加者も常連化してきたのが、懸念されてきましたが、今回は新しい方が1名、しかも '81年卒ということで、新たな希望が見えてきました。
 今回の集いの一番の目的は、次期の代表をきめることでした。話し合いの末、第5回の支部会からは、原多喜子さん('68年卒)に決定しました。あと二、三年すれば定年になるので、会のお手伝いができると申し出て下さる方もあり、初めはどうなるかと少々心配だった会も、明かるい将来が予想できるようになりました。嬉しい限りです。第4回は、6月2日(土)の予定です。(木村真澄)
| 熊谷地区ミニ支部会 | 23:27 | comments(0) | - |
出会いで学ぶ銀座の教室「美術館が街を変える」
金沢21世紀美術館

今回のテーマは「美術館が街を変える」
金沢21世紀美術館館長・蓑 豊氏の講演でした。

蓑館長のご経歴は「金沢21世紀美術館」のHPに詳しいのですが、
後援財団理事長の石原さんとは、1977年高島屋店次長だった石原さんが「クレマンソーの香合コレクション」を企画なさった時、当時モントリオール美術館にいらした蓑さんと交渉して以来のお付き合いだそうです。
美術館と聞くと「静」のイメージですが、蓑さんのお話は「動」そのものでした。

その内容は・・・

『アメリカで奨学金を得て教育を受けたので、アメリカに東洋文化を紹介することに長い間携わってきた。
例えばシカゴ美術館の東洋美術ギャラリーの一部屋は建築家安藤忠男氏が設計し、アンドウ・ギャラリーとして氏の代表的な建築物となっている。
安藤氏のPASSIONは「夢を持てば仕事は成功する」というもので、自分のPASSIONと通じるものがある。
日本の美術館は公営のものが多く、運営費の90%は税金によっている。
その入場者の平均は5万人で経費は勿論赤字。運営費の10%程度しか稼いでいない。「21世紀美術館」創設時、運営費の60%は稼ぎたい、年間入場者予想30万人と発表した。人口45万人金沢市で30万人を呼ぶことが出来るのだろうか。

方略として考え出したのが、金沢市内の全小・中学生を無料招待すること。
4ヶ月の間に4万人の子供達が美術館に来た。
そしてその子供達に「もう1回券」を2枚ずつ渡した。
期限をつけたところ、その子供達が親を連れてきた。
1年間で戻ってきた「もう1回券」は7000枚。
どこかの国の調査が、子供の時に美術館へ行った人は、100%子供を美術館へ連れていっている、という結果を示している。
子供に美術館へ行く習慣をつけることは大切なことである。

その他にも企画展等でたくさんの人を集め、その結果1年目は入場者数157万人を達成。内訳は40%が県内、60%が県外からの客だった。2年目は120万人の入場者を集め、経済波及効果は328億円と地元紙に報じられた。200億円の建設費を含んでいるとはいえ、120億円余は金沢の町に落とされたことになる。地元の大手デパートの売上も上がっている。

その他、集客の戦略として、閉館時刻を夜10時にした。
「タレルの部屋」は屋根が無く、空と天井が一体化して夜の景色は素晴らしく、ちょっとしたデートスポットになっている。
一度入場するとその日にうちなら何度でも入場できるシステムになっている。
建物の設計にも工夫がなされ、入り口は4箇所、フリーゾーン(入場料不要のところ)も広く、中が見えるようになっている。ただし、肝心ところを見るには、ちゃんと入場料を払わないとならない。」

と、これだけのお話をされた後、実際の写真を見ながら、さらに具体的に説明された。

金沢の駅から美術館にいたる道のところどころに設置された彫刻。
来年の高校の数学の教科書に載るという円形の中に四角が林立する建物。
来館者を圧倒するというプールの芸術。
子供に人気があるという、自由に遊べる体験型作品。
作家が半年間実際に製作している公房。
740平米の市民ギャラリーはコンベンションセンターとして貸出し、全国から人々が集まってくる所となっている。

子供のうちに美術館で感動を教えることが大切である、と今では市内の全小学校の4年生(4年生が最も感動に適している年齢だそうです)を招待している。
来週はルーブル美術館の館長、来月はニューヨークのグッゲンハイム美術館の館長が来訪される由。

美術館のかび臭いイメージを払拭された1時間半でした。
私も「21世紀美術館」に行きたくなりました。
埼玉支部ツアー、企画しますか?
| 銀座の教室 | 09:40 | comments(2) | - |
埼玉探訪参加報告(川口)
コスモス
秋晴れの10月18日,38人の参加者が川口市にある映像と情報のワンダーランド,SKIPシティと広大な植物公園であるグリーンセンターを訪れました.映像ミュージアムのスタジオでは「空飛ぶじゅうたんで世界一周」や「お天気お姉さん」の合成撮影を体験.映画製作に関する展示も興味深く見学しました.NHKアーカイブスでは,NHKの過去の番組や,埼玉に関する貴重な映像などを視聴しました.サイエンスワールドでは,科学の一端に触れられる簡単な実験装置などを遊び感覚で操作して楽しみました.お昼は古民家風「いろりの里」で,かわいらしい蒸気機関車がお料理を運んでくる様子にみんな大喜び!話にも花が咲きました.グリーンセンターでは入り口でコスモスの花々がお出迎え.熱帯温室や園内を散策したりミニ鉄道に乗ったりと,さわやかな秋を満喫した楽しい一日でした.(島津すお美、90文英)
| 埼玉探訪 | 20:11 | comments(0) | - |
川越ミニ支部会ーお茶の会報告
10月17日(火)、本年度の川越ミニ支部の行事のひとつ、野点のお茶会を秋晴れの下、12名の出席者で行いました。長い間お茶の稽古をなさっていらっしゃる方、また始めて間もない方、初めての方などが気軽にお茶を楽しむには最も良い方法ではないかと思われる立礼方式で進められたこの日のお茶会は、緊張感も程々の、懇親の要素、また学習会の要素などを併せもつとてもよいお茶会となりました。
前半は庭にしつらえた立礼席でお茶を頂き、昼食後は場所を移しての略点前と1日ゆったりとお茶の雰囲気を満喫しました。
ただ 個人のお宅(清水カツエ様宅)での会でしたので、当日までの準備はとても大変だったのではないかと思います。参加者の皆さんは感謝の念を心に、きっと帰宅後、家事に戻るまでの暫くの時間この余韻を楽しむことができたのではないでしょうか。(日出間弘子 59短体)
| 川越地区ミニ支部会 | 20:47 | comments(0) | - |
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2006 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • 2019年支部長メッセージ
    tt (06/13)
  • プチさいたま主催造幣局さいたま支局見学の報告
    ポコ (06/06)
  • 6/24(金)プチ遠足「鉄道博物館」
    poco (07/08)
  • 6/24(金)プチ遠足「鉄道博物館」
    mike (07/08)
  • 6/24(金)プチ遠足「鉄道博物館」
    momo (06/27)
  • 6/24(金)プチ遠足「鉄道博物館」
    poco (06/27)
  • 6/24(金)プチ遠足「鉄道博物館」
    shimamomo (06/26)
  • 4/24(金) スーパーコスモスおしゃべり会
    momo (05/16)
  • 5/17講演会「シェイクスピアに出会うまで、そして出会ってから」
    HO (06/08)
  • 物見山公園、平和資料館、巌殿観音探訪
    hisagon (05/24)
モバイル
qrcode
LINKS